【新作】Metallica『S&M2』発売
昨日8月28日メタリカのオーケストラとの公演を収録した『S&M2』が発売されました。現在Apple Musicを始め各種サブスクリプションサービスでも視聴可能です。
私も早速聞いてみましたが、やはりオーケストラが入るだけでガラッと雰囲気が変わりますね。急に余韻や奥行きが出来るというか。端的に言ってしまえば全曲ドラマティックに変貌したという感じです。出来たら映像で見たほうがより楽しめるかも。
面白いので、まだ聴いていない方は是非。家でじっくり聴いたほうが良さそうです。
【収録曲】
[CD-1]
01. ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド
02. ザ・コール・オブ・クトゥルー
03. フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ
04. ザ・デイ・ザット・ネヴァー・カムズ
05. ザ ・メモリー・リメインズ
06. コンフュージョン
07. モス・イントゥ・フレーム
08. ザ・アウトロー・トーン
09. ノー・リーフ・クローヴァー
10. ヘイロー・オン・ファイアー
[CD-2]
01. 曲紹介「スキタイ組曲」
02. プロコフィエフ: スキタイ組曲(アラとロリー)作品20 第2曲: 邪教の神、悪の精霊の踊り
03. 曲紹介「鉄工場」
04. モソロフ:鉄工場 作品19
05. ジ・アンフォーギヴンIII
06. オール・ウィズイン・マイ・ハンズ
07. (アネシージア)-プリング・ティース
08. ホェアエヴァー・アイ・メイ・ローム
09. ワン
10. メタル・マスター
11. ナッシング・エルス・マターズ
12. エンター・サンドマン
[Blu-ray]
ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド
ザ・コール・オブ・クトゥルー
フォー・フーム・ザ・ベル・トールズ
ザ・デイ・ザット・ネヴァー・カムズ
ザ ・メモリー・リメインズ
コンフュージョン
モス・イントゥ・フレーム
ザ・アウトロー・トーン
ノー・リーフ・クローヴァー
ヘイロー・オン・ファイアー
曲紹介「スキタイ組曲」
プロコフィエフ: スキタイ組曲(アラとロリー)作品20 第2曲: 邪教の神、悪の精霊の踊り
曲紹介「鉄工場」
モソロフ:鉄工場 作品19
ジ・アンフォーギヴンIII
オール・ウィズイン・マイ・ハンズ
(アネシージア)-プリング・ティース
ホェアエヴァー・アイ・メイ・ローム
ワン
メタル・マスター
ナッシング・エルス・マターズ
エンター・サンドマン
ビハインド・ザ・シーン-メイキング
オール・ウィズイン・マイ・ハンズ基金 紹介映像
最近のニュースまとめ
まだまだ暑いですね。中々身体に堪える日々です。
そんな中先々週8月11日に私の遊んでいるゲームFinal Fantasy XIVの新パッチである5.3が実装されました。コロナの影響で久しぶりのアップデートとあって、プレイヤーの盛り上がりも凄かったです。大変な中頑張ってくれたスクエニの運営さんに感謝。そんな訳でメタルニュースなども追えていませんでしたので久々の更新となります。
この2週間程度で気になったニュース等をまとめて紹介します。
MegadethのドラマーDirk Verbeurenが新作の進捗について語っています。彼は今作の制作が初めての参加となります。新作は順調に制作が進んでいて2021年初頭でのリリースを予定しているとのこと。
TOTOのギタリストであるSteve Lukatherがインスタグラムにてこんな動画をアップ。午前7時という早朝、隣家からの騒音に対して大音量ギターで逆襲!という動画になっています。怒りでなのか?プレイもややブレているのが分かります(笑)
UFOの結成メンバーであり、Waystedや最近ではThe Pete Way Bandで活動していたベーシストのPete Wayが8月14日69歳で亡くなりました。彼は2ヶ月前に事故に遭い闘病中であったそうです。
多くの人に愛される人柄の持ち主で、Twitter上などでも多数のミュージシャンから哀悼の意を表されています。ご冥福をお祈りいたします。
元Red Hot Chili PeppersのギタリストJack Shermanが64歳で亡くなられました。詳細は明らかになっていないそうです。彼は1st,2ndとバンドの初期作品に関わりました。性格的相性の問題からバンドとの仲は決して良好ではなかったようですが、脱退後もコーラスでの参加等はあり交流自体は続いていたようです。ご冥福をお祈りいたします。
FenderのTelecasterの前身となるEsquireの誕生70周年を記念した特別モデルが今月発売されました。フロントピックアップが付いているかどうかくらいでシェイプは完全にテレキャスですよね。限定品なので気になる方は要チェックです。
製品情報
◆70th Anniversary Esquire
価格:260,000円(税別)
発売日:2020年8月19日
<おもな仕様>
Series: Limited Edition
Body Material: Roasted Pine
Body Finish: Gloss Nitrocellulose Lacquer
Neck: Maple, ‘50 Broadcaster “U”
Neck Finish: Gloss Nitrocellulose Lacquer
Fingerboard: Maple, 7.25” (184.1mm)
Frets: 21, Vintage Tall
Position Inlays: Black Dot (Maple)
Nut (Material/Width): Bone, 1.650” (42mm)
Tuning Machines: Vintage-Style
Scale Length: 25.5” (648mm)
Bridge: 3-Saddle American Vintage Strings-Through-Body Tele with Solid Barrel Steel Saddles
Pickguard: 1-Ply Black Phenolic (801, 803), 1-Ply White (802, 857)
Pickups: Tim Shaw Designed Esquire Bridge Pickup (Bridge)
Pickup Switching: 3-Position Blade: Position 1. Bridge (Tone control off), Position 2. Bridge (Tone control on), Position 3. Bridge (Tone control off, preset treble roll-off)
Controls: Master Volume, Master Tone
Control Knobs: Knurled Dome
Hardware Finish: Nickel/Chrome
Strings: Fender USA 250L Nickel Plated Steel (.009-.042 Gauges), PN 0730250403
Case/Gig Bag: Deluxe Hardshell
名プロデューサーMartin Birch死去
ざっと挙げるだけでも、Black Sabbath,Deep Purple,Iron Maiden,Rainbow,White Snakeと名だたるHR/HMバンドのプロデューサーを務めてこられたMartin Birchが8月9日に71歳で亡くなったそうです。
彼はイングランド出身で、Fleetwood MacやFacesといったロックバンドにエンジニアやプロデューサーとして関わったのがキャリアのスタート。その後Deep PurpleやRainbowをはじめとしたHR/HMバンドのプロデューサーとして有名になっていきました。
個人的にはバーチといえばアイアン・メイデンのプロデューサーという印象が強いです。81年の『キラーズ』から彼の最後のプロデュース作品でもある92年の『フィア・オブ・ザ・ダーク』まで実に9作品が彼の手によるものです。そこから一時6人目のメンバーとまで言われていたようですね。
Twitterにてアイアン・メイデンやホワイト・スネイクのデイヴィッド・カヴァーデールらが追悼の意を表明しています。
RIP Martin Birch (1948 – 2020)
— Iron Maiden (@IronMaiden) 2020年8月10日
A man of many nicknames… and simply one of the greatest people we have ever worked with.https://t.co/ngCVfFKyNS#IronMaiden #MartinBirch #Legend pic.twitter.com/AYXRSHTjTf
“
RIP マーティン・バーチ(1948年~2020年)
多くのニックネームを持つ男...今まで一緒に仕事をしてきた中で最も偉大な人物の一人です。
”
It is with a very heavy heart I’ve just had verified my very dear friend & producer Martin Birch has passed away...Martin was a huge part of my life...helping me from the first time we met through until Slide It In...Mt thoughts & prayers to his family, friends & fans...💔💔 pic.twitter.com/J4UyDiG9zR
— David Coverdale (@davidcoverdale) 2020年8月9日
“僕の親愛なる友人でありプロデューサーでもあるマーティン・バーチが亡くなった...マーティンは僕の人生の大部分を占めていたよ...初めて会った時から『Slide It In』まで僕を助けてくれたんだ...彼の家族、友人、ファンの方々に思いと祈りを捧げます...。”
英国産HR/HMを形作ってきた、まさに伝説のプロデューサーの一人です。ご冥福をお祈り致します。
彼に捧げられたとされるディープ・パープル「Hard Lovin' Man」
【新作】Deep Purple『Whoosh!』本日リリース
本日8月7日Deep Purpleの新作『Whoosh!』がリリースされました。日本語ではそのまま『ウーッシュ!』と訳されていますね。ちょっと面白い。
1968年のバンド結成からするともう約50年活動しているという伝説的バンドですよね。半世紀活動を維持するというのは本当に並大抵のことではないと思います。現在オリジナル・メンバーはドラムのイアン・ペイスのみとなってしまいましたが、円熟味溢れるドラミングを披露してくれています。
今作は往年のロックファンはもちろん楽しめると思いますが、若い人が聞いてもお洒落と思うのではないかなというような曲が多々収録されています。一曲目の「スロウ・マイ・ボーンズ」なんかはまさにそんな感じ。注目曲としてはやはり「アンド・ジ・アドレス」でしょうか。オリジナルは'68年のデビューアルバム『ハッシュ』収録。こちらは半世紀を経た今現在のメンバーで再収録したもの。
今後彼らは最後のツアーということで10月前辺りから世界中を周る予定です。現在日本に関しては不明ですが、このような時勢ですし中々難しいのかなとも思います。既に予定されていた一部の国では延期なども発生しているようですね。前作発表時やその後のツアーでも当時これが最後と言われていましたが、結局今作に繋がった模様なのでまだ分かりません。是非とも創作意欲や体力のあるうちは活動を続けて頂きたいものです。
新作『Whoosh!』はApple Musicなどのサブスクでも現在聴くことが出来ます。
8月3日はJames Hetfield(Metallica)の誕生日
メタリカのフロントマンであるジェームズ・ヘットフィールドが昨日57歳の誕生日を迎えられました。個人的にメタリカはしばらく追えていなかったので、久々にお名前と共に写真を見ました。すっかりおじいちゃんになっていてちょっと驚きましたね。。
高速ダウンピッキングで奏でる力強いリフが彼独特のヴォーカルと相まってメタリカを一聴してそれと分からせる個性となっています。
メタリカの作品で個人的に一番好きなアルバムを選ぶとすると、『St. Anger』になります。あまりこれを挙げる人はいないかと思いますが。というのも私は『St. Anger』からメタリカをリアルタイムで聴き始めたのです。
この作品はメタリカ作品の中でもやや浮いている存在といいますか。時代に合わせた音楽性を取り入れていくメタリカの中でも、この作品でしか聴けないような重たくアグレッシブな曲が目立ちます。
2009年Metal Hammer誌192号でのインタビューでヘットフィールド自身もこのように語っています。
"僕にとっては、『セント・アンガー』は一種の独立した作品なんだ。アルバムというよりも、声明文のようなものだ。ある意味では、映画のサウンドトラックのようなものなんだ。本当に面白くてクールなリフや素晴らしい曲がいくつかあるんだ。でも、音楽的には断片的なサウンドになっていて、それはまさに僕らのその時点そのもの。でも、その断片化した部分が僕らを一つにしてくれたんだ。だから、今日の僕らがいる場所にたどり着くためには、パズルのピースとしてとても重要なものだったんだ。”
映画『Some Kind of Monster』で見られるようにバンドは当時メンバー同士の関係性の悪化や訴訟問題など多くのトラブルを抱えていました。この作品はそういったバンド内のまさに怒りが詰め込まれた内容といえるかもしれません。
そんなメタリカですが今月末である8月28日に『S&M2』をリリース予定。1999年の作品『S&M』リリース20周年を記念した昨年2019年サンフランシスコ交響楽団とのステージが収録されているようです。
メタリカには今後も精力的な活動を続けて欲しいですね。
Marilyn Manson新作『WE ARE CHAOS』9月11日リリース
ご挨拶
初めまして!十数年ぶりにブログを始めてみました。
主にHR/HM(ハードロック、ヘヴィメタル)のニュースを中心に音楽聴取に関する話題を私個人の備忘録代わりに記していくものになりそうです。ニュースは主に海外バンドの話題中心になるかと思います。学術関連の硬い話もするかもしれません。
またオーディオ関連の記事も何かあった際には記します。
どうぞよろしくお願いいたします。
最後に簡単に筆者である私について記しておきます。
音楽の嗜好は雑食性でメタルからジャズ、電子音楽まで幅広く楽しんでいます。現在は主にPCで音楽を視聴しています。
数年前まで書店の店長を務めておりました。書店といっても様々なものを取り扱う複合書店でしたので音楽やゲームなど多数のメディアに関わる仕事でした。
現在はフリーで様々なお仕事を請け負っております。何かございましたらお気軽にご連絡下さい!
学生時代にバンド経験もあり、ギターを弾いていました。また何かやれたらなあと思い続けてもう何年も経っております。
現在の音楽以外の趣味はゲームです。今は特にFinal Fantasy14を遊んでいます。
長くなりましたが、そんな感じで今後ともどうぞよろしくお願いします。