8月3日はJames Hetfield(Metallica)の誕生日

James Hetfield on …And Justice For All's final mix: We were burnt ...

 

メタリカのフロントマンであるジェームズ・ヘットフィールドが昨日57歳の誕生日を迎えられました。個人的にメタリカはしばらく追えていなかったので、久々にお名前と共に写真を見ました。すっかりおじいちゃんになっていてちょっと驚きましたね。。

高速ダウンピッキングで奏でる力強いリフが彼独特のヴォーカルと相まってメタリカを一聴してそれと分からせる個性となっています。

メタリカの作品で個人的に一番好きなアルバムを選ぶとすると、『St. Anger』になります。あまりこれを挙げる人はいないかと思いますが。というのも私は『St. Anger』からメタリカをリアルタイムで聴き始めたのです。

この作品はメタリカ作品の中でもやや浮いている存在といいますか。時代に合わせた音楽性を取り入れていくメタリカの中でも、この作品でしか聴けないような重たくアグレッシブな曲が目立ちます。

2009年Metal Hammer誌192号でのインタビューでヘットフィールド自身もこのように語っています。

"僕にとっては、『セント・アンガー』は一種の独立した作品なんだ。アルバムというよりも、声明文のようなものだ。ある意味では、映画のサウンドトラックのようなものなんだ。本当に面白くてクールなリフや素晴らしい曲がいくつかあるんだ。でも、音楽的には断片的なサウンドになっていて、それはまさに僕らのその時点そのもの。でも、その断片化した部分が僕らを一つにしてくれたんだ。だから、今日の僕らがいる場所にたどり着くためには、パズルのピースとしてとても重要なものだったんだ。”

映画『Some Kind of Monster』で見られるようにバンドは当時メンバー同士の関係性の悪化や訴訟問題など多くのトラブルを抱えていました。この作品はそういったバンド内のまさに怒りが詰め込まれた内容といえるかもしれません。

そんなメタリカですが今月末である8月28日に『S&M2』をリリース予定。1999年の作品『S&M』リリース20周年を記念した昨年2019年サンフランシスコ交響楽団とのステージが収録されているようです。

メタリカには今後も精力的な活動を続けて欲しいですね。

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